
この記事ではジャンプコミックス『怪物事変』第6巻に収録された怪物事変【第23話】鍛錬のネタバレと感想をまとめています。
前回のお話は、
- 夏羽と隠神は四国へ向かうことに。
- 紺はスパイとして夏羽たちに同行する。
- 隠神が屋島にやってきた目的は、四国狸の統領である太三郎から幻結石をもらうこと。
- 太三郎は、夏羽が自分から幻結石を奪うことを条件に、幻結石を渡すことに同意する。
- 幻結石を本気で奪いに行く夏羽は、太三郎に瞬殺された。
という内容でしたね。
太三郎の驚くべき強さを前に、夏羽は無事幻結石を奪い取ることができるのでしょうか!?
それでは『怪物事変』のネタバレをどうぞ!
この記事の内容
怪物事変【第23話】鍛錬 ネタバレ
怪物事変【第23話】鍛錬
幻結石とは
幻結石はまたの名を「変幻自在の石」と言い、この石に力を込めた怪物は山姿を変えて辺りのものを見守ったとされていた。
言うなれば狸のお宝だ。
再度挑戦
夏羽たちのやり取りを隠れて見ていた伊予姫は、太三郎が夏羽を殺してしまったと思い、太三郎を責める。
しかし、夏羽はクーラーと人間の半妖であるため死ぬことはない。
意識を取り戻した夏羽は、太三郎の恐ろしいほどの速さの攻撃に驚きながらも再度太三郎に向かって行く。
しかし、結果はまたもや夏羽の惨敗。
ここで太三郎は、新たな条件を出すことにする。
石を奪いに来るのは何回でもいい、ただし「死ぬのは1日1回まで」と。
鍛錬
大勢の狸を見て気絶していた紺が目を覚ます。
夏羽は、しばらく屋島にとどまることを紺に話し、紺はどうするのか?と訊いた。
飯生の任務がある紺は、夏羽と一緒に屋島に残ると言う。
ここで夏羽は、鍛錬に付き合ってほしいと紺に言った。
鍛錬の方法がよく分からない夏羽は、紺の言われるがままにあまり意味がなさそうな鍛錬を始めることに。
クーラーについて
夜になり、隠神は太三郎と話をする。
隠神は、クーラーを見たのはいつぶりだと太三郎に訊いた。
太三郎は知らないふりをする。
隠神は、クーラーが死ぬことがないのであればなぜ日本で大繁殖しないのか?と疑問を投げかけるた。
ここで太三郎は、クーラーは繁殖することができないからと、隠神の誘導にのせられてしまった。
隠神が言うには、クーラーには血液の代わりにクーラーの炎がめぐっており、それを別の生き物に分け与えることで仲間を増やすそうだ。
しかし、分け与えることによってその炎は弱まっていき、いつかは消えてしまう。
その時初めてクーラーは一生を終える。
その話を聞いた太三郎は、その話の通りなら夏羽は「クーラーと人間の半妖」ではなく「クーラーの炎を分け与えられた人間」ではないのか?と疑問に思う。
隠神もそう思ったが、夏羽のクーラーの力は弱まっていないクーラー元来のものだと話す。
そして、真実にたどり着くのが楽しみだと言った。
シキのやりたかったこと
その頃、東京に残ったシキはミハイの部屋を訪れた。
しかし、ミハイはお気に入りのゲームに夢中でシキのことを無視している。
シキは構わず自分がここに来た理由を告げる。
それは強くなりたいという願いだった。
シキはみんなの足手まといになりたくないと考え、ミハイに稽古をつけてもらおうとしていたのだった。
シキの修行開始
シキの土下座にミハイはその願いを受けることに。
しかし、ミハイは現在ゲームの方が大事なので、代わりに歩行型のVR装置を用意した。
ミハイのやろうとしていることが分からないシキだが、言われるがままに装置をつけてログインする。
すると目の前にはミハイの作ったゲームが映し出された。
シキが見たところ、ゲームの中はよくあるRPGのフィールドのようだった。
シキがそこを歩いていると、モンスターに遭遇する。
しかし、ザコキャラに見えたそのモンスターの強さは普通ではない。
さらにミハイの作った装置によって、ゲーム内で受けたダメージはそのまま現実の肉体にも影響するようだった。
それを聞いたシキは、必死にモンスターから逃げる。
こんなことをしていて本当に強くなれるのかと疑問に思うシキ。
だが、夏羽の両親を探すため、シキはミハイを信じてゲームを続けることを決意する。
再び屋島
夏羽たちが屋島に来て一週間。
夏羽は相変わらず太三郎の初撃でやられっぱなしだった。
本日の挑戦に敗れた夏羽は、紺と一緒にうどんを食べることに。
その時、夏羽たちのところに伊予姫がやってくる。
伊予姫は隠神と親しくする夏羽に対抗心を燃やしている。
ここで、夏羽の何気ない一言に怒った伊予姫は、夏羽に自分の実力を見せつけることなった。
伊予姫の実力
伊予姫の能力は、一度見たものをそっくりそのままコピーできること。
伊予姫が太三郎に変化して放った一撃は、夏羽に見事にヒットした。
伊予姫の力を知って驚く夏羽。
それと同時に、伊予姫がいれば「1日1回死ぬまで」という太三郎との条件を気にすることなく何度でも挑戦できると考えた。
おだてられていい気になった伊予姫は、夏羽の鍛錬に付き合うことに。
夏羽と紺の間にわだかまりの予感
伊予姫との鍛錬によって何かを掴みかけてきた夏羽。
そんな時、自分と一緒に鍛錬はしないのか?と紺が言う。
ここで夏羽は、今は伊予姫と鍛錬した方が良さそうだからやめておくと言った。
そして、その様子を隠れて見ている全吉の姿が。
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怪物事変【第23話】の感想
前回気になっていたシキのやりたいこととは修行のことだったんですね。
どうやらシキは、今までの戦いであまり戦力にならなかったことを気にしていたようでした。
シキに付きまとっていたトラウマはすでに克服したので、これからパワーアップして見せ場をたくさん作ってほしいです。
そして夏羽にもパワーアップのチャンスがやってきました。
とはいえ、まだ太三郎の初撃をかわすので精一杯のところだと思うので、それから先の対策も考えないといけません。
夏羽が幻結石を手に入れるのはもう少しかかるかもしれませんね。
今回のお話で気になったこと
今回のお話で気になったことは、
- 隠神の言う真実とは?
- 夏羽たちを監視する全吉の狙いは?
の2点です。
今回の隠神と太三郎とのやり取りで、クーラーの生体のようなものを知ることができました。
しかし、クーラーのことを知っている隠神でさえも夏羽の存在は特殊なようです。
もし夏羽が「クーラーと人間の半妖」でもなく「クーラーの炎を分け与えられた人間」でもないのだとすれば、いったいどんな存在なのでしょうか?
やはりこの真実を知るためには、怪物の結石を全て集める必要がありそうですね。
そして夏羽のことをちょくちょく隠れて見ている全吉。
最後のシーンでは、一緒に鍛錬をしようと言う紺と、それを断った夏羽を見て何かを思っている様子でしたが、もしかすると何かのねらいがあるのでしょうか?
また、その視線は夏羽と紺どちらに向けてのものなのか?
もしかすると、全吉のせいで夏羽と紺の関係が最悪になってしまう可能性もありそうですね。
まとめ
ということで、
この記事ではジャンプコミックス『怪物事変』第6巻に収録された怪物事変【第23話】鍛錬のネタバレと感想を紹介しました。
今回のお話を簡単にまとめると、
- 夏羽は太三郎への挑戦を何回でも受けられることになった。
- シキはミハイに稽古をつけてほしいと頼み込む。
- シキはミハイの作ったゲーム内での修行を始める。
- 一週間たってもやられっぱなしの夏羽。
- 伊予姫は太三郎に変化して夏羽を攻撃。
- 伊予姫の能力を知った夏羽は、伊予姫に鍛錬を付き合ってもらうことに。
- 紺との鍛錬を断る夏羽。
という内容でした。
伊予姫との鍛錬によって太三郎攻略の糸口が見えかけた夏羽。
そんな夏羽と紺の間にわだかまりができそうで心配になりますね。
続きを楽しみにしています!
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それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。