
この記事ではジャンプコミックス『怪物事変』第7巻に収録された怪物事変【第27話】野望のネタバレと感想をまとめています。
前回のお話は、
- 夏羽はついに幻結石を手に入れる。
- 夏羽の石と幻結石が融合。
- 結石の原料がクーラーの肉体だと判明。
- 紺が夏羽の結石を盗む。
- 紺の心は、夏羽と飯生への想いの間で揺れ動く。
- 紺が飯生よりも夏羽を選んだ瞬間、紺の身体が爆発した。
- 夏羽と紺の前に現れたのは野火丸。
という内容でしたね。
爆発してしまった紺はどうなってしまうのでしょうか?
それでは『怪物事変』のネタバレをどうぞ!
この記事の内容
怪物事変【第27話】野望 ネタバレ
怪物事変【第27話】野望
飯生が結石を欲しがる理由
警察署にて。
飯生が結石を欲しがる理由を野火丸が訊いた。
飯生は、結石が力の象徴だからと答える。
それは今の飯生の力では警視庁を支配するだけで精いっぱいだから。
しかし、結石があれば自分の支配の力は日本中を覆いつくす。
飯生は最終的に日本を狐の国にしようとしていたのだった…
怒る夏羽
場面は再び現在に。
紺を傷つけたのが野火丸だと知って怒る夏羽。
野火丸は、これは飯生の命令だと答える。
それを聞いた夏羽は、紺が飯生のことをどれほど知ったっていたのかを話した。
しかし野火丸は、成果の出ない頑張りなど意味がないと言い、甘ったれの紺には御似合いの最後だと笑う。
野火丸の右腕が…
野火丸の話を聞いた夏羽の怒りは頂点に。
そして、夏羽は野火丸に掴みかかって押し倒した。
野火丸は、そんな夏羽の腕をつかみ骨をへし折る。
野火丸は、結との戦いで負傷した右腕を新調したと言った。
隠神が仲裁に入る
ここで隠神がやって来て、夏羽と野火丸の仲裁に入る。
そして隠神は、野火丸のことは放っておいて紺のことが先だと言った。
それでも怒りが収まらない夏羽を必死に抑える隠神。
夏羽は隠神の言う通り野火丸から手を放した。
ここで野火丸は、自分の任務は終了したと言ってこの場を去ろうとする。
隠神は、結石は持ち帰らなくていいのか?と野火丸に訊く。
野火丸は、自分が命令されたのは裏切り者の始末だけだからと言って、結石には目もくれずその場を去っていった。
アヤの登場
隠神は結石を夏羽に渡し、誰かに電話をかける。
そしてやってきたのはシキとアヤだった。
アヤはこの場に着くなり金の糸で紺を包み込む。
紺が生きていることを知って一安心する夏羽だった。
隠神はこのことに気付いていた
紺を屋敷で寝かせ、夏羽は隠神たちのところにやってきた。
夏羽は、紺がこうなることを知っていたのか?と隠神に訊いた。
隠神は、この間紺が意識を失って寝かされていた時に偶然気付いたのだと言う。
親切な誰かが印をつけてくれていたらしい。
隠神が言うには、爆弾はその時すでに仕掛けられていたそうだ。
そこで、夏羽が結石を無くしたタイミングで紺の内臓を硬化させておき、シキとアヤに屋島に来るよう言っておいたそうだ。
隠神と飯生の同盟関係にひびが…
今までは一応同盟関係にあった隠神と飯生。
しかし、今回のことでそれは完全になくなったと隠神は言う。
その原因は、おそらく怪物の結石が融合するという事実を飯生が知ってしまったから。
そして、飯生は今後本性を隠さずに結石を奪いに来るだろうと言った。
飯生も結石を持っていた!
ここで隠神から衝撃の事実が告げられる。
実は飯生も怪物の結石を持っていたのだった。
それは「妖結石」と呼ばれるもの。
飯生はその結石の力をつかって警視庁の人間を操っていたのだった。
隠神はさらに話を続ける。
飯生の力は人間にしか効かないらしい。
また、その力がどれほどのものなのかも分からないうえに、奥の手を隠している可能性もある。
それに隠神の推測では、飯生は東京から動くことができない。
理由は分からないが、あの飯生が自分でなく部下に結石集めをさせているのがその証拠だ。
そこで夏羽たちは、なるべく東京に近づかないようにして残る結石を回収することに。
次に目指す場所は?
隠神は、他の石について心当たりはないか?と太三郎に訊いた。
太三郎は、島根には「流結石」、福岡には「浄結石」というものがあるという話は聞いたことがあるが、今も存在しているかは定かではなかった。
また、太三郎は福岡の雨御前(あまごぜ)という人物には顔がきくので連絡をとってくれると言った。
そのことから、福岡には同じ狸の隠神が向かうことに。
そして夏羽とシキは島根に行くことに決まった。
島根県 雲南市
島根県のとある村には、すでに飯生からの刺客が訪れていた。
それは赤城と花楓(かえで)という人物。
そして、花楓は「流結石」のありかを聞き出す前に村を焼き払っていた。
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怪物事変【第27話】の感想
紺もあのダメージではさすがにヤバいのでは?と思いましたが、隠神が機転を利かせてくれていたおかげで一命はとりとめることができました。
そして、夏羽のあの怒りようからは、夏羽にとっても紺が大事な存在だということがものすごく伝わってきました。
そして、夏羽たちが次に目指す場所も決定し、これからさらに結石集めが盛り上がっていきそうですね。
今回のお話で気になったこと
今回のお話で気になったことは、
- 野火丸の右腕
- 隠神の言う「親切な誰か」とは?
- 飯生の持っている「妖結石」
の3点です。
まずは野火丸の右腕について。
【第19話】で零結石によって相当なダメージを受けていたはずですが、今回のお話では普通に動かすことができるようになっていました。
ここで気になるのが、野火丸が「治った」と言うのではなくて「新調した」と言ったところ。
この言葉から考えられるのは、「右腕を新しいものに付け替えた」ということですよね?
ということは野火丸は体の一部を他のものと付け替える能力を持っているということになります。
また、夏羽の腕を粉砕したところを見る限り、前の腕よりもパワーアップしているのは間違いなさそうです。
このことから、実は「野火丸はサイボーグだった」なんていう展開だったらビックリですね。
続いては、隠神に紺に仕掛けられた爆弾のことを教えたという「親切な誰か」について。
今回隠神が紺を助けることができたのも、この「親切な誰か」のおかげです。
個人的には、多分これは野火丸なんじゃないかと思います。
【第26話】の感想では、飯生が狐たちが裏切らないように爆弾を仕掛けていたのでは?と予想しましたが、隠神が「爆弾はすでに仕掛けられていた」と言っていたことを考えると案外予想が当たっていたんじゃないでしょうか?
また、野火丸が結石を持ち帰らずに帰ったのも、やはり本当は飯生の味方ではないからでは?と思えます。
そのことから、野火丸が飯生の思い通りにさせないという思惑があったのではないでしょうか。
最後に飯生が持っているという「妖結石」について。
飯生の持つ妖結石には、人心をあやつる力があるようで、警視庁の人間が操り人形のようになっていたのもこのせいだったんですね。
また、飯生が結石を集める目的は、この妖結石をパワーアップさせて日本を自分のものにしようとしていることでした。
このことから考えると、紺の飯生への忠誠度は実は妖結石で操られていたという展開もありそうです。
隠神は「妖結石の力は人間にしか効かない」と言っていましたが、それこそが飯生の「奥の手」なのかもしれません。
また、飯生が東京から動くことができないというのも、もしかすると「妖結石」の力の副作用なのかもしれませんね。
まとめ
ということで、
この記事ではジャンプコミックス『怪物事変』第7巻に収録された怪物事変【第27話】野望のネタバレと感想を紹介しました。
今回のお話を簡単にまとめると、
- 飯生は結石を集めて日本を狐の国にしようと企んでいる。
- 紺は隠神のおかげで死なずに済んだ。
- 隠神と飯生の同盟関係はなくなった。
- 飯生は「妖結石」という石を持っている。
- 夏羽とシキは島根、隠神は福岡を次の目的地に。
- 島根県にはすでに飯生からの刺客が送られていた。
という内容でした。
夏羽たちが目指す島根にはすでに飯生の魔の手が。
次回は、2人の鍛錬の成果が見れそうな予感です。
次回も楽しみにしています!
今回のネタバレ記事も、漫画で読む方がその場の風景や登場人物の細やかな感情も分かりより楽しむことができます。
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それでは、最後まで読んで頂いてありがとうございました。