
この記事では、2009年6月5日に発売されたホラーMの6月号に掲載されたミスミソウの最終回【19話】のネタバレと感想をまとめています。
前回のお話は、
家族を殺害された主人公・春花の復讐劇もいよいよ佳境に。
クラスの生徒が次々といなくなる状況のなかで、保護者の怒りの矛先は担任の南先生へと向きます。
自分の過去を掘り返されて発狂した彼女は、除雪機の前に飛び出して命を落としました。
一方で、妹の病室で対峙する流美と春花。
罵倒を浴びせる流美が見たのは、突然起き上がった春花の妹でした。また、歪んだ愛情で春花に執着する相場は、都会に行く春花を引き止めようとします。
そして、彼女の祖父の元へ直談判しに来た。
という内容でした。
それでは『ミスミソウ』最終回のネタバレをどうぞ!
この記事の内容
ミスミソウ 最終回【19話】のネタバレ
自分の人生に邪魔な春花を殺すため、流美はしつこく彼女を追いかけます。
包丁で刺されて深手を負い、森の中へ逃げ込んだ春花は相場と対峙します。
そして、彼が自分の祖父を傷つけたことを知ります。
相場は春花と一緒にいるために祖父に直談判したのですが、彼はかっとなると見境がつかなくなります。
春花のことを考え、彼の想いを妨げた春花の祖父にも殴りかかってしまったのです。
しかし、それでも春花を愛している相場は、流美を撃退しようと試みます。
乱闘の中で春花が見てしまったのは、自分の父と妹が燃えている写真。
なんと相場は、春花の家族が苦しんでいるのを助けもせずに撮影していたのです。
父親が娘を守る立派な姿を見せたかったのだと言い訳する相場ですが、激昂した春花は相場に襲いかかりますが、逆に窮地に追い詰められます。
もう自分以外に誰も助けてくれる人はいないのだから諦めろと語りかける相場。
2人がいた場所は、幸せだった頃、春になったらいっしょに来ようと約束していた場所でした。
思い出が蘇る中、春花は雪の中に埋もれていたボーガンで相場を殺害します。
復讐を終えた春花も、腹部の致命傷が原因で死亡してしまいました。
その後、都会に帰る祖父は汽車の中で、亡くなった2人の孫を想いながら春をむかえるのでした。
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ミスミソウ 最終回の感想
春花が相場にボーガンを放ったときの表情がよかったです。
それまで復讐鬼と化していた彼女が、苦しそうな表情で想い人であった彼を手にかけます。
それまでの思い出が走馬灯のように描かれていて、こっちまで悲しくなりました。
最後まで誰も救われないような作品なので、ハッピーエンドが微塵もないのは若干不満ですが、これが現実なのだとひしひし感じます。
なかなかリアリティのある作品でした。
まとめ
ということで、
この記事では、2009年6月5日に発売されたホラーMの6月号に掲載されたミスミソウの最終回【19話】のネタバレと感想を紹介しました。
今回のお話を簡単にまとめると、
- 春花が腹部に傷を負う。
- 相場が流美を撃退する。
- 相場の写真を春花が見てしまい、彼を殺す。
- 力尽きた春花も死ぬ。
- 春花の祖父が孤独に都会へ帰る。
という内容でした。
今回のネタバレ記事も、漫画で読む方がその場の風景や登場人物の細やかな感情も分かり、より楽しむことができます。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。