
この記事では、月刊!スピリッツの2019年3月号で掲載された”重版出来!【第74話】はしあげしずる!”のネタバレと感想をまとめています。
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この記事の内容
重版出来!【第74話】はしあげしずる!のネタバレ
重版出来!【第74話】はしあげしずる!
週刊バイブス編集部に、新人・新村正史から持ち込みがあった。
彼の作品は、食事が絡むミステリーなのだが、絵はすごくキレイなのにカンジンのごはんが美味しそうに見えない。
食べることに興味がない作家は、食べ物漫画が苦手という話もあるらしいが、本人は自炊が好きで食いしん坊だという。
いっそのこと食べ物抜きで話を作るという意見も出たが、黒沢 心は「食べ物漫画」は、一定数の読者が見込めるジャンルなうえ、新村の食べ物に対するこだわりを活かしたいという意見だ。
心は、食べ物漫画の名作や、TVのグルメ番組を参考にしてみるが、いい案が浮かばない。
新村の家に女性が帰ってきた。新村は土鍋で炊いた豆ごはんを進めるが、女性は米が嫌いだからいらないといった。
この女性は新村の姉で、性・二―ルソンという名前で漫画を書いており、新村は姉の家に居候していた。
新村は、姉に食べ物抜きでミステリーを描いた方がいいのか相談するが、姉は、食べ物にこだわりがあるのだからそこを出していかないとダメだと言った。
編集部でグルメ番組を見ていた心に壬生が話しかける。
どうして美味しそうに見えるのかわからない心は、壬生に意見を求める。
壬生はリアクションの素晴らしさだと答えた。
そこへ新村がやってくる。
今度は料理のコマを大きくしてみたが、やはり絵がきれいなだけで美味しそうに見えない。
落ち込む新村を心が励ます。
心は考える。壬生はリアクションが大事と言っていたが、新村の漫画の主人公はちゃんとリアクションしている。なのにどうして美味しそうに見えないのか、どこが問題なのか?
ファッション誌の対談に来ていた新村の姉・二―ルソンは編集部に顔を出そうとしていた高畑一寸と出会う。事情を話し一緒に編集部に行くことに。
そこで心は、新村の姉が性・二―ルソンだということを知る。
そして4人でご飯を食べに行くことに。
店に着くと、新村は高畑に相談をする。
原稿を見た高畑は、すぐに原因が分かったようだ。
高畑は、心にガパオライスを食べてみろと言った。
一口食べて美味しいと言う心に、『うまそうに食ってる』が、『食べ物はうまそうに見えない』と言う。
オレが描くなら、という高畑の食べ方は、スプーンが皿に当たる、卵の黄身を割り黄身がとろけだす、黄身が絡まったご飯を口に運び、ハフハフしながら、うまい!と言った。
これを『箸あげ』『シズル』と言うらしい。
新しく出来上がった原稿は、『箸あげ』『シズル』がちゃんと取り入れられていて、心の食欲センサーを刺激した。
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重版出来!【第74話】はしあげしずる!の感想
今回の話は、漫画での食べ物の表現についてでした。
心たちがいろいろ考えても出なかった答えを、いとも簡単に解決する高畑はやっぱりスゴイです!
料理の水分や汁気を表現して食欲を刺激するのが『シズル感』で、形あるものを崩していまから食べます感を出すのが『箸あげ』今まで気にしてませんでしたが、こういうテクニックがあるんですね。ほんとこの漫画は勉強になります。
新村は、おいしいものを食べてもあまりリアクションしませんでしたが、過去に姉が心を病んでご飯を食べられなくなった時も、自分だけが美味しいと感じることに罪悪感がありました。
でも、今の姉を見て吹っ切れた新村の描く、食べ物のシーンは最高においしそうです!
ぜひ、漫画でみてほしいです!
まとめ
以上、
この記事では、月刊!スピリッツの2019年3月号で掲載された”重版出来!【第74話】はしあげしずる!”のネタバレと感想を紹介しました。
今回のネタバレ記事も、漫画で読む方がその場の風景や登場人物の細やかな感情も分かり、より楽しむことができます。
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長々と読んで頂き、ありがとうございました。
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